2022-10-25
家を売却しようと思ったら、一部にひび割れが見つかったという方も少なくありません。
家のひび割れは売却に対して、どれほどの影響を与えるのでしょうか。
今回は、ひび割れがある家の売却価格や売却に役立つコツ、ひび割れを放置するリスクについてご紹介します。
家のどこにひび割れがあるかによって、売却価格に与える影響は変化します。
家全体を支える土台部分の基礎にできたひび割れは家の耐久性に関わるため、売却価格を相場の70~80%にまで下げる場合が多いです。
とくに、ひび割れの幅が0.5mm以上ある、ひび割れの深さが20mm以上ある、ひび割れに伴ってサビ汁が出ているなどの条件下では価格が下がりやすくなっています。
外壁のひび割れは表層部分だけならば大きな問題にはなりません。
しかし、合板などの下地材にまで達している場合は劣化が進みやすくなるため、相場の80~90%の売却価格になります。
内壁のひび割れは基本的に売却価格には影響しませんが、軟弱な地盤上に建てられた家の重みによって地盤が沈下し、家全体が傾く「不同沈下」によってできたひび割れの場合は大きく売却価格が下がります。
ひび割れがある家を上手く売却するためには、ひび割れを発見したことや、その程度についてきちんと告知することが大切です。
これを怠ると、契約不適合責任を問われて損害賠償を請求される場合があります。
しかし、素人の目で確認するだけではひび割れの見逃しもありえるでしょう。
そこで、ホームインスペクションを利用してプロに家の状態を見てもらうことをおすすめします。
また、判明したひび割れは修繕したほうが放置するよりもはやく売却できる可能性が高いです。
ホームインスペクションで見つけたひび割れの修繕は既存住宅売買瑕疵保険で賄えるほか、仮に買主から損害賠償を請求されても同じ保険で対応できます。
ひび割れの原因によって、家はさまざまなリスクに晒されています。
そのため、ひび割れを放置していると家が傾いたり、倒壊したりする危険性が高まるのです。
風雨の被害や経年劣化によってひび割れができた場合、さらにそこから木材などの腐食が進みます。
また、不同沈下によるひび割れの場合は、放置しているとどんどん家が傾くため、地盤自体に対策を施さなければなりません。
どちらの場合も最終的に家が倒壊してしまう可能性があるため、発見したら早急に対策をとったほうが良いでしょう。
ひび割れがある家を売却するコツは、家の状態をすみずみまで把握して買主側にきちんと告知することです。
必要に応じて修繕を施せば、それ以上の劣化を防ぐこともできます。
まずはホームインスペクションを利用して、売却予定の家を調査してみましょう。
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