2022-08-23
不動産を売却する際、疑問や不安があるときは、どこに相談すれば良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。
また、売却の流れや相談費用の相場についても気になるものです。
そこで今回は、不動産売却の相談先について、その流れと費用について解説します。
不動産を売却する前、相続でトラブルを抱えているときは弁護士に相談しましょう。
相続に協力してくれない親族がいたり、遺産分割で揉めたりした際は、裁判所で調停をおこなう必要があります。
また不動産売却に関する税金については、税理士や税務署への相談をおすすめします。
不動産を売却した後、利益に応じて所得税を納める必要がありますが、控除の特例が使用できる場合もあるので気になる方は税理士に相談しましょう。
また、不動産を売却した後の確定申告に関する相談は、自治体が開催している無料相談会に参加するのが良いでしょう。
毎年2月上旬に各自治体による相談会が実施されており、市役所や地域の公民館で税理士との個別相談が可能です。
不動産を売却するときは、まず相場を知ることからスタートします。
類似物件の売却価格や過去の取引実績を調べることで、適切な売却価格を知ることが可能です。
不動産会社に査定を依頼することもできるので、自分で調査することが難しい場合は活用すると良いでしょう。
売却価格の目安がある程度決まったら、次は買主探しに入ります。
自分で買主を探す方法もありますが、一般的には不動産会社が仲介に入り、売り出し価格を一緒に検討したうえで買主を探してもらうことが多いです。
無事に買主が見つかったら、売買契約と物件の引き渡しをもって取引が完結します。
不動産売却の相談費用は、各専門家の事務所によって異なります。
目安として、弁護士は1時間1万円、税理士は1時間5,000円程度と認識しておくと良いでしょう。
実際に業務を依頼する場合は、相談費用とは別途料金を支払う必要があるので、必ず事前に料金を確認するようにしましょう。
また、自治体や弁護士会、税理士会などの各職業会で無料相談会が開催されていることもあります。
ただし時間制限があったり、同じ案件の相談については無料で継続的に対応できなかったりするなどの制限があるので、注意が必要です。
不動産を売却する前後に疑問点や不安点があれば、弁護士や税理士などの専門家に相談しましょう。
自治体などで無料相談会が実施されていますが、相談内容には制限があるので注意が必要です。
また実際に売却する際は、不動産会社の協力を得て、買主を見つけることが一般的です。
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