2022-06-05
住宅ローンの返済が難しく感じている方の中には、住宅ローンが支払えなくなりそうな場合の対処法などについて知りたい方もいるかと思います。
ここではそんな方に向けて、住宅ローンが支払えない場合の対処法や競売までの流れ、任意売却とは何かについて紹介していきます。
住宅ローンの返済が難しく感じている方へ、少しでも参考になれば幸いです。
住宅ローンが返済不可になりそうな場合の対処法として、相談することが挙げられます。
住宅ローン返済の滞納が予想できる場合、まずは金融機関や住宅ローン専門カウンセリングを利用して相談してみましょう。
交渉次第では毎月の返済額を減らしてもらえたり、返済期間を長くしてもらえたりなど無理のない返済プランに変更してもらえる可能性があるので、解決の見込みがあります。
また今よりも金利の低い金融機関を見つけて、そこへの借り換えを検討するのも一つの対処法としてあります。
住宅ローンが返済不可となった場合の競売までの流れとしては、次の流れがあります。
まずローン返済が滞ってから3カ月以上経過で、金融機関から督促状が届きます。
そしてローン滞納から6ヶ月以上経過で、金融機関や保険会社や保証会社から残債の一括支払いを求める請求書が家に届くことになります。
この際には金融機関が保険会社に請求している場合のあるので、その場合には保険会社から既に代位弁済した旨の通知も届くことになります。
ここからさらに滞納を続けて延滞期間が6ヶ月を過ぎた頃、いよいよ最終通告である催告書が家に届きます。
そして金融機関や保険会社など債権者の申し立てにより、裁判所から競売開始決定通知が届くことになります。
また競売となり実際に家から立ち退きとなるまでの期間は、滞納からおよそ10ヶ月程度であるとされています。
住宅ローンが返済不可となった場合に、競売になるのを避ける方法として任意売却の方法がります。
任意売却とは金融機関の承諾を得て、家を売却する方法のことです。
任意売却のメリットとしては、相場に近い価格での売却が可能となることの他に引っ越しの資金が捻出できること、引っ越しのスケジュール管理が可能であることがあります。
そのため住宅ローンが返済不可となった際には、早めに金融機関へ相談をして任意売却を検討できるようにし、少しでも経済的負担を減らせるようにすることが大切です。
返済不可となった住宅ローンの対処法や任意売却、競売までの流れについて紹介してきました。
ローン返済の滞納が予想できる場合、まずは金融機関や住宅ローン専門カウンセリングを利用して相談してみましょう。
そして滞納となってしまった場合には、競売にかけられる前に任意売却できるよう早めに対策を取ることが大切です。
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