2023-04-01
所有している土地において、過去に火事が発生したことがあるというケースも少なくないでしょう。
そのような土地を売却するとなったら、買主を見つける前にどのような対策をすれば良いのでしょうか。
そこで今回は、火事のあった土地はお祓いするべきなのか、売却に与える影響を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
法律上、火事のあった土地を売却する際にお祓いをおこなうことは必須ではありません。
しかし、お祓いをおこなうことで購入検討者の心理的な負担を軽減させられるというメリットが生まれるでしょう。
新しい建物を建築する際に地鎮祭を必ず実施するように、不動産にはお祓いや祈祷といった儀式が深く関係しています。
火事が起きた土地の購入は一定数抵抗をもつ方もいるものの、お祓いが済んでいることで前向きに検討するという方も現れるでしょう。
注意するべき点は、購入検討者に対して過去に火事が発生したことを必ず伝えなければいけないということです。
引き渡し後にその瑕疵を買主が認識した場合は、契約解除や損害賠償などに発展する可能性があります。
お祓いについては、先祖のお墓があるお寺に依頼するのが良いとされています。
日頃お世話になっているお寺にお願いできれば、依頼者としても安心です。
お墓が遠方にある場合などでお寺に依頼できないなどの事情があれば、近くの神社に相談することも検討しましょう。
神社では地鎮祭など、不動産関連の依頼を受け付けていることも多いので、お祓いも対応してくれる可能性があります。
お祓いに関する費用については3万〜10万円程度が相場ですが、土地の規模が大きければ追加で費用が必要になるかもしれません。
火事のあった土地のお祓いをするときは、以下で取り上げるマナーや注意点を守って実施するようにしましょう。
お祓いの際にはお米や野菜などのお供え物を祭壇へお供えすることが風習となっていますが、基本的にはお寺や神社の方に準備してもらえます。
お供え物の費用を別途支払う必要はあるものの、何を用意したら良いのかわからない方にとっては安心です。
お祓いに参加するときの服装は、男女ともに喪服が良いでしょう。
喪服がなければ黒など暗めの色のスーツを着用するなどして、故人を弔う気持ちを忘れないようにしてください。
お祓いが終わった後は、お祓いを実際に執りおこなったことを証明するために写真撮影することをおすすめします。
買主から証明書となるものを求められることがあるので、念のため準備しておきましょう。
今回は、火事があった土地はお祓いするべきなのか、売却に与える影響やお祓いの費用・注意点について解説しました。
火事があったことを隠して売却すると引き渡し後にトラブルに発展する可能性もあるので、事前に対策するのが良いでしょう。
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