2022-07-27
土地を売却しようと思ったときに、その土地の価格がいくらなのか知りたくなりますよね。
土地の価格はどのようにして決められるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、土地の価値を表す評価額とはどのようなものなのか、その特徴や調べ方をご紹介します。
その土地にどれくらいの価値があるのか知りたい場合、5種類の評価額によっておおよその見当が付けられます。
具体的には「固定資産税評価額」「基準地価」「相続税路線価」「公示地価」「実勢価格」の5つで、実勢価格以外の4つについては、公的な機関によって公表される価格です。
これらの評価額は税金の計算の基準となっているもので、売却相場を知りたいときに役立ちます。
ちなみに実勢価格を知りたいときは、固定資産税評価額を0.7で割ると目安がわかります。
固定資産税評価額、基準地価、相続税路線価、公示地価、実勢価格はそれぞれ違いがあり目的が異なります。
固定資産税評価額
市区町村が決定する評価額であり、固定資産税を算出するための評価額です。
基準地価
都道府県が公表する評価額で、土地の価格の指標を示し、土地売買や補償額の計算に使用することを目的としています。
相続税路線価
国税庁が公表するもので、相続税や贈与税を計算するための評価額です。
公示地価
国土交通省が公表するもので、土地取引や補償額の計算に活用することを目的としています。
実勢価格
実勢価格とは実際に取引された際の価格であり、時価とも呼ばれます。
景気によって、左右されやすい特徴があります。
ここでは各評価額の調べ方についてご紹介します。
固定資産税評価額
固定資産税納税通知書に同封される課税明細書を確認したり、固定資産評価証明書を取り寄せるとわかります。
基準地価
基準地価は、毎年1月と7月に鑑定・公表されており、土地総合情報システムの「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」でわかります。
相続税路線価
相続税路線価は毎年7月に財産評価基準書で公表されており、国税庁の「路線価図・評価倍率表」で調べられます。
公示地価
公示地価は毎年3月に公表されており、基準地価と同様に土地総合情報システムの「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」でわかります。
実勢価格
実勢価格は国土交通省の土地総合情報システム「不動産取引価格情報検索」で調べることができ、固定資産税評価額がわかれば0.7で割り戻すとおおよその目安がわかります。
土地の評価額は、固定資産税評価額、基準地価、相続税路線価、公示地価、実勢価格の5つの種類があります。
それぞれ特徴があり、調べ方も異なっています。
各評価額を理解し、不動産の売買に役立ててみてはいかがでしょう。
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