2022-03-08
◎不動産を売却するときには、できるだけ高く売りたいと考えますが、たくさんの準備や手続きがあり、「何をしたら良いのか」という疑問もでてきます。
人生の中で、何度も経験することではありませんが、満足のいく売却には、準備やコツをおさえてくのはとても大切です。
ここからは、一戸建てを売却するときの事前準備と高く売るためのコツを紹介します。
一戸建ての売却前にやっておきたい、大切な準備が「売却したい物件の状態把握」です。
一戸建てに限らず、不動産を売却後であっても売るときには「契約不適合責任(瑕疵担保責任)」が発生します。
ドアの歪みや水回りの不調など、見えるところはもちろん、床下の状態や、屋根の状態など、住んでいても気づかないようなところで発生している痛み異常も、不動産の売却時には明らかにしなければなりせん。
さらに、売却後でも異常が見つかった場合に、定められた期間内であれば、売主に修繕費などが請求することもできます。
見えないところの痛みは、専門の知識を持っていないと見つけるのが難しいので、事前に専門の調査会社に検査を依頼しておくのもおすすめです。
さらに、庭木や、塀、エアコンの室外機などが、他人の土地に侵入していないかなど、土地の境界が守られているかも確認します。
また、一戸建ての売却には、土地の権利書、間取り図、土地の税金に関する納付書などの書類も必要です。
少しでも高く不動産を売るために、リフォームを検討するかもしれませんが、築年数や家の状態によっては、更地として売ったほうが良い場合もあるので、どちらが良いのかも事前に検討するのをおすすめします。
事前準備ができたら、売りたいと考えている家の「アピールポイント」を考えます。
アピールポイントでは「外観」「内覧」「周辺の環境」の3つを準備しておくのが、家を高く売るコツです。
一戸建ての場合、屋根や外壁が綺麗であれば、定期的にメンテナンスがされていることがわかるので、評価も高くなります。
屋根や外壁塗装など、メンテナンスをした記録があれば、事前準備のときに用意しておくのがおすすめです。
一戸建てを売却する際、不動産を買いたい人が気になる物件を見に来る「内覧」があります。
水回りを中心に、室内の掃除や、ベランダや庭の片付け、換気に加え、照明をつけて室内を明るく見せるなどの工夫で、家をアピールできます。
一戸建てを高く売るためには、周辺の住環境も大切で、買い物ができるお店や、小学校や公園、病院などの施設がどれくらいの距離にあるのかの情報も、プラスになるアピールポイントです。
一戸建てを高く売るために、物件の状態把握と、アピールポイントについて、紹介しましたが、周辺の物件相場をしっかり把握しておくことや、売主の人柄が、家が高く売れるかを左右することがあります。
「家を買いたい」と考えている人の目線になるのも、家を高く売るためのコツです。
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